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2017-10

眠れないので - 2013.03.11 Mon

ワタシは愛知県に住んでますので、直接の被災者ではないのですが、妻の出身地が東北にあるので、この時期、やはり堪えます。親戚の家屋の被害。気仙沼に住んでらした方は、当日偶然にも仙台市内にいたので家も何もかもが流されはしましたが、命は救われました。しかし、昨年末避難先で亡くなられました。相当なストレスだったのでしょう。今にして思えば、当時妻の開き直りはおかしなものでした。この距離から心配しても届きはしない。連絡も取れない。自分で助けに行くこともできない。千葉のコンビナートが燃える映像と、気仙沼の火事の様子をTVで延々とやっているのを見て、うんざりしてその日は眠ってしまいました。そう、眠ってしまうほど開き直っていたのです。彼女も今になって、当時のことを思い返すと、かなりおかしくなっていたことを自覚していたと、今更ながら告白してくれました。ワタシはその頃、運悪く骨折や会社のセミナーと重なってろくに支援もできず、悶々としていたのを覚えています。私がおかしくなったのもちょうどその頃からです。震災の被災者でもないワタシですが何もできない自分に苛立ちを感じ、いろんなことに八つ当たりをしていたのかもしれません。他部署の方にもひどいことを理不尽に要求してしまったと当時を振り返ると居たたまれません。後輩たちに対してもそうです。この出来事がすべてのきっかけではありませんが、原因の一部になっているのは確かです。昨年に引き続きTVでは被災地の様子を延々と報道します。現地にいた親戚の方は初めて目にするそうです。そうですよね。当時何もかも情報源が絶たれていたのですから。義理の兄が現地の役所で働いているので、その後の対策や支援に追われる毎日で相当参ってます。そんな中でも、いずれ訪れるであろうこちらのことを心配してくれています。ありがたいことです。

今までの支援活動で培った知識を電話をくれるたびに教えてくれます。
車の燃料は半分以下になったら満タンにしろ。携帯はスマフォは電池切れで役に立たない。ガラケーと2台持ちにしておけ。ワンセグでいいからTVとラジオを確保しろ。予備のガソリン燃料は常に準備しておけ。都会だと給水車が絶対間に合わないから4人家族だと水は2Lのケースを4箱以上ストックしておけ。風呂の水は抜くな。一週間分の食料は自宅に保管しておけ。腰から上の高い家具のある部屋では寝るな。いくら固定しようが梁と一緒に家具は上から飛んでくる。枕元に懐中電灯と靴を用意しておけ。東北はなんだりかんだり田舎だから、横のつながりがあるのでそんなにパニックにならないが、近隣住民の面識の薄い都会では必ず、暴動、略奪が一部で起きる。報道はされないが、都市部ではやはりそれに近いことはあったそうだ。報道といえば、奇跡の一本松。モニュメントとして残るそうですが、裏話、地元の人だけ知ってる情報。あの松以外にも端っこに小さな松が生き残っていたそうです。あれだけ派手に報道したあとに、実はここにも生えてましたとはなかなか言いにくいそうで、妻と宮城のお義母さんの間でそんな話をして電話越しに盛り上がっていました。そう…何十分も携帯の電池が切れるまで…。





今日一日TVを見ていた感想。
年老いた方に、「一日も早い復興を」といっても、酷でしかないですよね。病院に行くのに15キロも20キロもかけて行きますか?震災前ですら赤字路線だったバスを運行させるのですか?
引っ越した先で作った友達とまた別れなきゃいけないんですか?
そんなにいそがせないで、長く時間をかけて若い世代が移り住んでいくしかないのかと思いますよ。
かつて、この地を一から開拓した時のように。だから報道は地道に続けて欲しいです。カメラに収まりきらないところまで。忘れないようにじゃなくて、今起こっていることなんですから。過去のことにしないでください。
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● COMMENT ●

 自分の無力を覿面に感じると、笑うか、寝るか、怒るか、泣くかの反応が出るけれど、
阪神の時に、自分の勤めていたメーカーで建てて頂いた家に住まわれていた人達を尋ねて回った時は・・・辛かった。
傾いた地盤に立つ家に住まいながら、どうすれば元に戻るのか?それを直す費用は如何程か?自分は老い先短いがこの家を直すだけの価値が有るのか?お前のとこで建てた家は本当に頑丈だったのか?・・・・・私もそれには応えられません。
 いえ、応えるべく最大限の努力はしていますが、人間と言う、この曖昧な生き物の生業に絶対と言う事の保証は出来ません。
そう、話した時はもう、ある種の答えは出ていて、それ以上の言葉を繋ぐ事も出来なかった訳です。
 以降、自分が心がけるのは、今に全力を傾ける。
最初の一太刀に全身全霊を懸ける、今と言う物に対して誠実に応答する。
これが自分で表現できるやり方かな、と。
思ってます。
(文章がまとまらなかったが」、スマナイ」。)

ナカオージくん、

辛い体験を話してくれてありがとう。

これまでの自分を整理する意味でながい旅に出ていたけれど、結局答えなんて見つからなかった。
所詮、昔やり残したことって、自分の中で引っかかっているだけで、周りはどんどん変わっていっている。
仮に思い描いてみた架空の人生なんてものも存在し得ない。

むしろ自分も変わっている。他人から見れば。
それはとっても些細なことなんだ。
忘れる人は忘れるし、覚えてる人はそれを増長させる。

この一年間いろんな方といろんな形で交わって
当たり前のことにようやく気がついた。

正直、賭けだった。
運が、タイミングが悪ければ、家族さえ失ってたかもしれない。
それほど追い込まれていた。ワタシも、妻も、娘も。

まだ遅くはないよね。やること、やれることは山ほどある。気がかりなことも増えた。

三度目はないさ。絶対。


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